アルゼンチンを旅する

アルゼンチン旅行ガイド|費用・日数・行き方・両替

PRこの記事は広告リンクを含みます
アルゼンチン旅行ガイド|費用・日数・行き方・両替
目次
  1. 日本からどうやって行くか
  2. 時差はちょうど12時間
  3. 季節は日本の逆になる
  4. 日数と費用の考え方
  5. 90日以内ならビザは要らない
  6. 対策さえすれば歩ける街です
  7. ブルーレートを知らないと損をする
  8. eSIMは日本で設定してから出る
  9. スペイン語をどこまで用意するか
  10. 行き先は三つのエリアで考える
  11. 旅の目的にタンゴを1晩
  12. 出発前チェックリスト
  13. さらに詳しい個別ガイド
  14. 旅の準備をひとそろい
  15. あわせて読む

地球のほぼ真裏、飛行機を乗り継いで約30時間。アルゼンチンは「遠い」というだけで候補から外されがちな国です。しかし、イグアスの滝、パタゴニアの氷河、そして本場のタンゴが待つこの国は、遠さを補って余りある旅先です。

この記事は、ブエノスアイレスで暮らした経験を持つ当サイトのチームが書く、アルゼンチン旅行の完全ガイドです。計画に必要な情報をこの1本に束ね、詳細は各専門記事へつないでいます。

日本からどうやって行くか

日本からアルゼンチンへの直行便はありません。主な経路は次の3系統です。

経由地特徴
北米経由 (ダラス、ヒューストン、ニューヨークなど)便数が多く定番。米国の通過にはESTAが必要
中東経由 (ドーハ、ドバイ)乗り継ぎ1回で楽。所要はやや長め
欧州経由 (パリ、ローマ、マドリードなど)欧州との2ヶ国旅に向く

総所要時間は乗り継ぎ込みで28〜35時間が目安です。到着はブエノスアイレスのエセイサ国際空港。空港から市内への移動は専門記事で解説しています。

北米経由の場合、乗り継ぎ地のアメリカで数時間から半日を過ごします。空港内の案内確認や連絡にはアメリカで使える通信手段があると安心です。

グローバルモバイル
U.S.データ (アメリカ専用WiFiレンタル)
★★★★ 4.0 筆者の評価
製品のポイント

アメリカ専用の海外WiFiレンタルです。北米経由でアルゼンチンへ向かう行程では、乗り継ぎ地のアメリカで地図や連絡に使う通信手段が要ります。アメリカ国内の利用に的を絞ったサービスなので、乗り継ぎや前後泊がある人の選択肢になります。

北米経由の人だけの選択肢です。中東・欧州経由なら不要です。

地方在住の場合は、成田・羽田までの国内線区間を先に押さえてください。国際線と別切りの国内線は、直前になるほど席と価格の選択肢が減ります。前日の羽田・成田前泊と組み合わせると、当日の遅延リスクも消せます。前泊の選び方は成田・羽田の前泊完全ガイドにまとめています。

国内航空券の予約サイト
ソラハピ (国内航空券の予約)
★★★★ 4.0 筆者の評価
製品のポイント

国内線の航空券をオンラインで予約できるサイトです。国際線に乗る前の、地方空港から成田・羽田までの国内区間を押さえるのに使えます。国際線と別切りになる区間は、席と価格に余裕がある早めの予約が向いています。

国際線とは別切りの予約になるため、乗り継ぎ時間は余裕を持って組んでください。

28〜35時間の機内の過ごし方も、準備のうちです。目を閉じたまま本を聴けるオーディオブックは、消灯後の機内や乗り継ぎ待ちと相性の良い選択肢です。

Amazon
Audible (Amazonのオーディオブック)
★★★★☆ 4.5 筆者の評価
製品のポイント

プロの朗読で本を聴けるAmazonのオーディオブックサービスです。スマホにダウンロードしておけば機内モードでも再生でき、目を閉じたまま聴けるので長距離フライトの消灯後や乗り継ぎ待ちと相性が良い過ごし方です。無料体験から始められます。

機内は電波が入らないため、出発前のダウンロードが前提です。

時差はちょうど12時間

日本とアルゼンチンの時差は12時間です。日本が正午のとき、アルゼンチンは同じ日の午前0時。「時計の昼夜をひっくり返すだけ」なので、時差の計算自体は世界一簡単です。ただし体は正直で、時差ボケは強烈です。到着初日に予定を詰めず、機内で現地時間に合わせて眠るのが定石です。

季節は日本の逆になる

南半球なので季節は日本と逆です。ブエノスアイレスは温帯で四季があり、夏 (12〜2月) は30度を超え、冬 (6〜8月) は0〜15度程度です。

ブエノスアイレスの街歩きとタンゴが目的なら、春の10月から11月か、秋の3月から4月がいちばん快適です。

イグアスの滝は水量の多い夏に迫力が出ます。ただし猛暑になるので、体力と相談してください。

パタゴニアとウシュアイアの方面は、現地の夏にあたる11月から3月がハイシーズンです。冬は多くの施設が閉まるため、季節を外すと行っても見られません。

つまり「南北をどう組むか」で最適な時期が変わります。全域を1回で回るなら、11月または3月前後が妥協点になります。

日数と費用の考え方

移動に往復で丸2日以上かかるため、最低でも7日、できれば10日以上を確保してください。

  • 7日: ブエノスアイレス集中 (タンゴ+街歩き+近郊)
  • 10日: ブエノスアイレス+イグアスの滝
  • 14日以上: 上記+パタゴニア (ペリト・モレノ氷河、ウシュアイア)

費用の最大項目は航空券で、時期により大きく変動します。現地費用はペソの実勢レート次第で体感が大きく変わるため、金額の断定はせず、当サイトの毎日更新レートページで出発前に感覚を作ることを勧めます。ホテルとレストランの水準は、実勢レートで見ると日本より手頃に感じる場面が多いはずです。

AGODA COMPANY PTE. LTD.
アゴダ (agoda・海外ホテル予約)
★★★★☆ 4.5 筆者の評価
製品のポイント

海外の宿を日本語で予約できるサイトです。ブエノスアイレスは地区で性格が大きく変わるため、地図から地区を指定して絞り込めるのが向いています。ホテルのほかアパートメントや民泊も扱いがあり、1週間以上の滞在では選択肢が広がります。予約は即時確定で、24時間の日本語サポートがあります。

宿は地区で値段も雰囲気も変わります。ブエノスアイレスの地区ごとの性格は[ブエノスアイレス完全ガイド](/buenos-aires-guide/)にまとめました。

今日のブルーレートを見る毎日自動更新・公式との差・換算ツール付き

90日以内ならビザは要らない

日本のパスポートなら、観光目的で90日までビザなしで滞在できます。延長やリセットの実際は専門記事にまとめています。

対策さえすれば歩ける街です

アルゼンチン旅行の最大の不安はここだと思います。結論は「場所と振る舞いを間違えなければ安全に旅行できる」です。凶悪犯罪より財産犯 (スリ・ひったくり) が中心で、対策の効果が大きいのが特徴です。危険エリアの地図と現地在住者の擬態術を、治安完全ガイドで必ず読んでから渡航してください。

ブルーレートを知らないと損をする

アルゼンチンには公式レートと実勢レート (ブルーレート) が並存してきた歴史があり、両替の方法で旅の費用が大きく変わります。空港での両替は最小限にして、仕組みを理解してから市内で替えるのが鉄則です。

eSIMは日本で設定してから出る

アプリ配車も地図も翻訳も、現地で使える通信が前提です。日本でeSIMを設定しておけば、着陸した瞬間から使えます。現地SIMの購入は言葉の壁があるため、初回はeSIMを勧めます。

株式会社トリファ
トリファ (trifa・海外eSIMアプリ)
★★★★☆ 4.5 筆者の評価
製品のポイント

アプリで購入から設定まで完結する海外eSIMです。対応国リストにアルゼンチンを含む南米各国が入っています。物理SIMの差し替えもWiFiルーターの受取・返却も不要で、渡航前に日本でセットアップしておけば着陸直後から通信できます。申し込みと利用はアプリから行う仕組みです。

申し込みはアプリ内で行う仕組みです。出発前に日本でインストールと設定まで済ませてください。

eSIMの設定に不安がある人や、2人以上で回る旅にはWiFiルーターのレンタルという古典的な解もあります。1台を全員で分け合えるため、人数が多いほど通信費を抑えられます。空港カウンターで受け取って、帰国時に返すだけです。

株式会社ビジョン
グローバルWiFi (海外WiFiレンタル)
★★★★☆ 4.5 筆者の評価
製品のポイント

海外用WiFiルーターのレンタル大手です。アルゼンチンを含む南米向けのプランがあり、主要空港のカウンターで受取・返却できます。1台を複数人・複数端末で分け合えるので、2人以上の旅では通信費を抑えやすい構成です。

南米プランの対応国と受取空港は、申込画面で行き先と日程を入れて確認してください。

海外WiFiレンタルサービス
WiFiトラベル (海外WiFiレンタル)
★★★★ 4.0 筆者の評価
製品のポイント

料金の安さを打ち出す海外WiFiレンタルです。同じ渡航日程で複数社の総額を並べて比べる、相見積もりの2社目として使いやすいサービスです。受取方法とプランを選んで申し込みます。

同じ日程で2社の総額を並べると、自分の旅での安い方が確実に分かります。

スペイン語をどこまで用意するか

公用語はスペイン語です。観光地では英語も通じますが、タクシーや市場ではスペイン語だけと考えてください。挨拶と数字だけでも覚えていくと、旅の景色が変わります。

行き先は三つのエリアで考える

朝の斜めの大通り。石畳と歴史的な建物が並び、突き当たりにオベリスコが立っている
ディアゴナル・ノルテ。人の少ない朝は、この街が何を手本に作られたかがよく分かります
  1. ブエノスアイレス: タンゴ、アサード、カフェ文化、フェリア。最低3日。ブエノスアイレス完全ガイド
  2. イグアスの滝: 世界三大瀑布。ブエノスアイレスから国内線で約2時間、1泊2日から。イグアスの滝 完全ガイド
  3. パタゴニア: ペリト・モレノ氷河 (エル・カラファテ) と世界最南端の街ウシュアイア。移動が長いため3泊以上。パタゴニア旅行完全ガイド

アルゼンチンの世界遺産は自然と文化をあわせて11件。イグアス国立公園、ロス・グラシアレス (氷河)、ケブラーダ・デ・ウマワーカなどが代表です。

旅の目的にタンゴを1晩

アルゼンチンまで来てタンゴを見ずに帰るのは、京都で寺を見ないのと同じです。初めてなら送迎付きのディナーショーが確実です。

出発前チェックリスト

クレジットカードを2枚以上と書いたのは、盗難・スキミング・磁気不良のどれか1つで詰まないためです。1枚を年会費無料で追加しておくなら、利用付帯の海外旅行傷害保険が付くカードを選ぶと、保険の備えも同時に増えます。

株式会社エポスカード
エポスカード
★★★★☆ 4.5 筆者の評価
製品のポイント

年会費無料のVisaカードです。利用付帯の海外旅行傷害保険が付きます (適用には旅行代金などのカード決済が条件です。補償内容と条件は公式サイトで確認してください)。長旅の前に、保険と決済手段を1枚で増やせるのが実利です。

発行までに日数がかかるため、出発の2〜3週間前までの申し込みが確実です。

アルゼンチン旅行の費用はいくらくらいですか

最大の費目は航空券で、時期により大きく変動します。現地の物価はペソの実勢レートに左右されるため、当サイトの毎日更新レートページで出発前に確認するのが確実です。実勢レートで見ると、食事とホテルは日本より手頃に感じる場面が多くなります。

アルゼンチン旅行は何日必要ですか

移動だけで往復2日以上かかるため最低7日、イグアスの滝を含めるなら10日、パタゴニアまで回るなら14日以上をおすすめします。

アルゼンチン旅行のベストシーズンはいつですか

ブエノスアイレス中心なら春 (10〜11月) と秋 (3〜4月)、パタゴニアは現地の夏 (11〜3月)、イグアスの滝は迫力なら夏です。全域を回るなら11月か3月前後が妥協点になります。

日本からアルゼンチンへの直行便はありますか

ありません。北米、中東、欧州のいずれかを経由し、乗り継ぎ込みで28〜35時間が目安です。米国経由の場合はESTAの事前申請が必要です。

アルゼンチンと日本の時差は何時間ですか

12時間です。日本の昼が現地の夜で、時計の読み替えは簡単ですが、体内時計の調整には数日かかります。

アルゼンチン旅行は危険ですか

対策をすれば安全に楽しめます。リスクの中心はスリとひったくりで、危険エリアを避け、歩きスマホをやめ、貴重品を分散するだけで大部分を防げます。詳細は当サイトの治安完全ガイドをどうぞ。

さらに詳しい個別ガイド

旅の準備をひとそろい

楽天でアルゼンチンのガイドブックを探す

次のバスまで何分か調べる停留所6,962か所。押すと到着予定。路線番号を知らなくても乗れます

あわせて読む

← 記事一覧へ