ブエノスアイレス近郊の田舎町|日帰りで行ける場所

目次
ブエノスアイレスの魅力は都会だけではありません。市街を1時間も走れば、地平線まで続くカンポ (草原と田畑) の世界が始まります。この記事は、当サイトの田舎町レポート2本 (ルハン・カルロス・カサーレス) を統合した近郊旅ガイドです。私たちはタンゴの演奏の仕事で地方の町を回っており、これはその実地の記録です。
旅の前提: 地方の町の歩き方
- 移動は車か長距離バスです。国道は整備されており、制限速度80kmでカンポの中をまっすぐ走ります
- 町の中心は必ず「広場+教会」のセットです。迷ったらこれを目印にしてください
- 昼下がり (シエスタの時間帯) は驚くほど人が消えます。店も閉まるため、行動は午前と夕方に寄せるのがコツです
ルハン: アルゼンチン最大の巡礼地 (市内から68km)
ルハンってどこ?
アルゼンチンの田舎町「ルハン」というところへ行ってきました。
ルハンはアルゼンチンのブエノスアイレス州にある都市で、ブエノスアイレス市から北西68キロに位置しています。
高速道路を使って、車やバスなら、約1時間から1時間半くらいで到着!
ルハンの見所
この田舎町ルハンは隠れたアルゼンチンの観光名所。
1560年に建設され、毎年何百万人というアルゼンチン人が訪れます。
目的は後ほど紹介しますルハン大聖堂。
ここにはアルゼンチンの守護聖人といわれるサンタ・マリア・デ・ルハン(Santa Maria De Lujan)が祀られています。
実はルハンは、アルゼンチンの田舎町を満喫するブエノスアイレスから少し離れた観光地として有名なんです。
ルハン動物園
動物たち(肉食動物たちも)と触れ合えるということが有名な動物園ですが、2020年のパンデミック
の影響で、経営持続が困難になり、閉園されていました。
現在も閉鎖中で、ホームページには、この表示が。
2020、21年のパンデミックの影響で、経営が難しくなり、あなたの助けをいつでも待っています。
Lujan (ルハン)動物園ホームページより
Basílica de Nuestra Señora de Lujan(ルハン大聖堂)
ブエノスアイレスから車で高速道路を走っていくと、ルハンの地区に入った頃に、左手に大きな教会が見えてきます。
ルハン大聖堂!
アルゼンチンがキリスト教が盛んですが、最も重要な聖地とされており、毎年ここルハンまで多くの人が巡礼に訪れます。
この地に小さな礼拝堂が建てられたのは、1685年。
入植後かなり早い段階で聖地を意識されたことがわかりますよね。
そのあとどんどん規模が大きくなり、この立派な大聖堂と完成したのは1935年。
なんと300年もの歴史を得て完成しました。
全体の様子と中の様子を少しだけ映像にしていますので、見てね!
音楽フェスティバルとフォルクローレ
さてさて、今回の本当の目的はルハンで行われた、音楽フェスティバルにタンゴを演奏しに行ったので、その様子をご紹介します!
広場では、フォルクローレを踊る親子。
お店の人も音楽を聞いたら体が動いて、踊りの輪に!
日本で言うところの盆踊りのような感覚かな?!
こうしてみるとタンゴの足のステップの雰囲気も感じられ、なるほどタンゴはアルゼンチンでできたんだな〜と改めて実感しますよね。
冒頭のリズムはフォルクローレの中でもチャカレラというリズム。
チャカレラの解説から〜
ルハン大聖堂十字架落下の謎!?
実はここのルハン大聖堂で、 2000年に不可解な出来事が起こっていたのです!
まずは、この写真をよおおおおおく見てみてください。 特に、一番上に掲げられている、十字架。
二つの塔にそれぞれ一つづつ、十字架が掲げられています。
でも、よくみて下さい。
真ん中の色が違うではありませんか?? 左が白で、右が黒。
そうです!! これは、かの有名な、2000年に起きた、 不可解な「十字架落下事件」の結果なのです。
2000年6月15日に左の塔の十字架が、地上106メートルから落下、 そして付け替えられています。
重さ1500キロ。
実は、この十字架は、それまでの風や、保存状態の悪さによって、 錆が確認されていたのです。
数日前の嵐によっても、さらに悪化が確認されていました。
取り替えの依頼も出ており、落下の危険性が認められていたため、 落下日から2日前より実は教会は閉鎖されていました。
いつ落ちても良い状態だったんですね・・・
とはいえ、不幸中の幸い・・・
落下したのは夜の11時頃。 人通りもなく、朝や午後だったら、通りがかりの人を傷つけたり、 死者が出ていたかもしれません。
また、十字架が反対側に落ちていたら、教会の屋根や、スタンドガラス、窓を破壊していたことでしょう・・・。
またさらに人々を驚かせたことは、 切断部分も綺麗で、教会の他のどこも傷付けず落下。 ポン。っと地面に十字架を手で置いたかのような綺麗な状態だったといいます。
その落下状態を見た近隣の人たちは、 夜に響き渡るすごい音を聞いたにも関わらず、 この綺麗な落下状態が信じられなったそうです。
その後、この十字架取り付け工事は、
当初「年末まで(約半年)には終わるだろう」とされていたのですが、
結局完成したのは、5年後。
1905日間、このルハン大聖堂は、左の十字架無しでした。
それにしても、人的な被害が出なかったものの、 1500キロのものがあれだけの高さから落下するのは、 本当に怖い。
右の十字架が補修されているのか、情報はまだ手に入っていませんが、 されていることを願います。
カルロス・カサーレス: カンポの中の音楽の町 (市内から312km)
ブエノスアイレス州の郊外、Carlos Casares (カルロス・カサーレス)に行ってきました!
カルロスカサーレスへは、ブエノスアイレス市内から、西部へ移動します。
ルハンを超えて、そのまま国道5号線に沿って走り、合計で約312km。
約4時間の車移動。
街と街をつなぐ国道は、整備されていて走りやすいですが、
景色は、ほとんどずっと、カンポ(田舎の草原、田畑)が広がっています。
壮大な景色の中に、時々牛さんの群れがあわれます。(後ほど市内の映像と一緒に紹介しますね!)
牛さんたちが草を頬張っているの、見つけられましたか??
制限速度80キロ。
ブエノスアイレスから312キロ先のカルロス・カサーレスに行くための通行料は、普通車で500ペソ(ブルーレート換算で250円)ほどです。
物価の値上がりが激しいとは言え、交通費はまだまだ日本に比べると、安いですね。
カルロス・カサーレスどんなところ?
カルロス・カサーレス市内はこんな感じです。
土曜日の午後、お昼寝タイムに到着したとはいえ、街に人が少なすぎる印象がありました。
とても落ち着いた住宅街。
街の中心地には、公園と教会があります。
どうやは、この「公園」+「教会」というセットは、
各街の中心地を示すシンボルと言えます。
アルゼンチンで、地方へ行く際に、もし迷ったら、「公園」+「教会」を目印にしてみましょう!
【カルロス・カサーレス豆情報】 1907年1月8日設立 人口:22000人
Wikipediaより
カルロス・カサーレスでリハーサル
さて、この日は、タンゴのコンサート目的でカルロス・カサーレスに行きました。
道に人がいなかったのに、夜は、一つの会場に、400人ほどの人が集まる大イベント。
あるんです。
しかも、400人以上確実に入ります。
綺麗なガラス張りの、スペース!
リハーサル風景はこんな感じ!
夜の本番は撮れませんでしたが、会場満席になって、賑わっていました。
ただしかし、このガラス張りは、冬は寒い!!
ひんやりしすぎでした。
夜のお疲れ様会は、大草原の間にある土地自慢のお肉!
ありがたくいただきました。
ブエノスアイレスから日帰りで行ける田舎町はありますか
北西68kmのルハンが定番です。車かバスで1時間強、アルゼンチン最大の巡礼地ルハン大聖堂があります。より深くカンポ (大草原) を感じたいなら、ティグレのデルタ地帯や、宿泊前提でさらに遠くの町も選択肢になります。
ルハン大聖堂とは何ですか
アルゼンチンの守護聖人サンタ・マリア・デ・ルハンを祀る、国内で最も重要なカトリックの聖地です。1685年の礼拝堂から300年かけて1935年に現在の大聖堂が完成し、毎年数百万人が巡礼に訪れます。
アルゼンチンの地方の町はどんな雰囲気ですか
広場と教会を中心にした穏やかな住宅街で、昼は人が少なくシエスタの文化が生きています。一方で夜には数百人規模のコンサートが満席になるなど、文化への熱量は都会に劣りません。
近郊の町を歩く
地図で見る動くバス・地下鉄・治安・見どころを1枚で。入れるものは要りません
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