旅の準備

日本からアルゼンチンへの行き方|経由地の比較

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日本からアルゼンチンへの行き方|経由地の比較
目次
  1. 時差12時間、昼と夜がそっくり入れ替わる
  2. 北米、欧州、中東。どこを通るか
  3. 30時間で消耗しないための組み立て
  4. 到着後の実務
  5. 帰国便の注意
  6. 30時間の備え
  7. よくある質問
  8. 関連記事

日本からアルゼンチンへの直行便はありません。ブエノスアイレスは東京から約18,400km、地球のほぼ裏側にあり、どのルートでも最低1回の乗り継ぎと、乗り継ぎ込みで約27〜35時間の旅になります。世界で最も遠い首都のひとつです。

遠さに気持ちが折れそうになりますが、設計を間違えなければ、長距離フライトは思うより消耗しません。この記事では、ルートの選び方、時差の仕組み、時差ボケを最小にする方法まで、出発前の実務をまとめます。

ベルグラーノC駅の標識
ベルグラーノC駅の標識ベルグラーノC駅 2022 ・ 撮影 大長志野

時差12時間、昼と夜がそっくり入れ替わる

アルゼンチンの標準時は日本より12時間遅れです (サマータイムは現在実施されていません)。日本の正午がアルゼンチンの深夜0時。昼夜がちょうど反転する、時差の最大値です。

  • 日本の朝9時 = アルゼンチンの前日21時
  • 日本の夜21時 = アルゼンチンの同日朝9時

覚え方は簡単で、「時計の針はそのまま、昼夜と日付だけ読み替える」です。日本の家族への連絡は、どちらかの朝 (相手の夜) に入れるのが定番になります。

夜のレティーロのターミナルレティーロ 長距離バスターミナル 2022 ・ 撮影 大長志野アーカイブで見る

北米、欧州、中東。どこを通るか

ルート主な乗り継ぎ地総所要時間の目安特徴
北米経由ダラス、ヒューストン、アトランタ、ニューヨーク約27〜31時間最短。ただし米国乗り継ぎはESTA申請と入国審査が必要
欧州経由パリ、フランクフルト、ローマ、マドリード約30〜35時間乗り継ぎが楽。ヨーロッパ立ち寄り旅程も組める
中東経由ドーハ、ドバイ約32〜36時間深夜発で有給を節約しやすい。サービス評価が高い

最短は北米経由です。ただし米国は乗り継ぎだけでもESTA (電子渡航認証) と入国審査、荷物の一時受け取りが必要で、乗り継ぎの手間は最大です。手続きを避けたい人には欧州・中東経由が楽です。

料金は時期と発売タイミングで大きく動きます。総額の安さだけでなく「乗り継ぎ1回か2回か」「乗り継ぎ時間が3時間を切っていないか」を必ず確認してください。地球の裏側への旅程では、乗り継ぎ失敗のリスク管理が値段より重要です。

30時間で消耗しないための組み立て

座席は通路側にしてください。30時間の旅で体調を決めるのは、景色ではなく、水を飲みに行けるか、トイレに立てるか、通路で足を伸ばせるかです。

便を選べるなら、ブエノスアイレスに朝着く便にします。着いたその日の夜から現地時間で眠れるので、時差の調整がいちばん速く進みます。

昼夜が完全に反転する時差では、対策は機内から始めるしかありません。2便目に乗ったところで時計を現地に合わせ、現地の夜にあたる時間に眠ります。ここだけは意志の問題ではなく手順の問題です。

体力に不安があるなら、乗り継ぎ地で1泊入れる旅程も有効です。空港で夜を明かすことになった場合は 空港泊ガイド が使えます。

到着後の実務

国際線はエセイサ空港に着きます。市内までは車でおよそ40分から60分。どの手段が安全かは エセイサ空港ガイド にまとめました。

通信は現地でSIMを探すより、出発前に日本語で買えるeSIMのほうが手間がありません。入手方法は KKdayの使い方 に書いています。

株式会社トリファ
トリファ (trifa・海外eSIMアプリ)
★★★★☆ 4.5 筆者の評価
製品のポイント

アプリで購入から設定まで完結する海外eSIMです。対応国リストにアルゼンチンを含む南米各国が入っています。物理SIMの差し替えもWiFiルーターの受取・返却も不要で、渡航前に日本でセットアップしておけば着陸直後から通信できます。申し込みと利用はアプリから行う仕組みです。

アルゼンチンを含む南米各国に対応する海外eSIMアプリです。出発前に日本でセットアップしておくと、エセイサ着陸直後から地図と配車アプリが使えます。

Sakura Mobile
SakuraMobile 海外WiFi
★★★★☆ 4.5 筆者の評価
製品のポイント

無制限プランのある海外WiFiルーターのレンタルです。eSIMが使えない端末の人、複数人や複数端末で1回線を分け合う旅、PCでの作業が多い出張に向いています。日本語サポートつきで、空港受取と宅配に対応します。

eSIM非対応の端末や、家族・複数端末で回線を分け合う旅はWiFiルーターが現実解です。無制限プランの有無を確認してください。

お金の準備は着いてから読むのでは遅い話です。両替とカードの使い分けを アルゼンチンペソ完全ガイド で必ず先に読んでください。

ビザは、日本国籍なら観光目的の90日以内は不要です。それを超える場合と、延長の実際は アルゼンチンの観光ビザと延長方法 にあります。

帰国便の注意

帰路は往路より1〜3時間長くなることがあります (偏西風の影響と経由地の違いによります)。また、帰国日は時差の関係で「出発した日に着く」ような日付の感覚になります。帰国後の時差ボケは往路より重いのが通例なので、帰国翌日に大事な予定を入れないでください。

30時間の備え

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よくある質問

日本からアルゼンチンへの直行便はありますか

ありません。北米、欧州、中東のいずれかで最低1回乗り継ぎ、総所要時間は約27〜35時間です。最短は北米経由ですが、米国乗り継ぎにはESTA申請が必要です。

日本からアルゼンチンまで何時間かかりますか

乗り継ぎ込みで約27〜35時間です。飛行時間だけなら合計24〜30時間程度で、ルートと乗り継ぎ時間によって変わります。

アルゼンチンと日本の時差は何時間ですか

12時間で、日本のほうが進んでいます。昼夜がちょうど反転するため、時計の針はそのままに昼夜と日付を読み替えるのが覚え方です。サマータイムは現在実施されていません。

時差ボケはどう対策すればいいですか

2便目の機内から時計を現地時間に合わせ、現地の夜にあたる時間に眠るのが最も効きます。現地に朝到着する便を選び、到着日の夜まで昼寝を我慢して現地時間で眠ると調整が早く済みます。

乗り継ぎはどこが楽ですか

手続きの少なさでは欧州・中東経由が楽です。米国経由は最短ですが、乗り継ぎでもESTAと入国審査、荷物の受け取り直しが必要です。乗り継ぎ時間は3時間以上を確保してください。

アルゼンチン入国にビザは必要ですか

日本国籍の観光目的なら90日以内はビザ不要です。パスポートの残存有効期間を確認の上、詳細は当サイトの観光ビザの記事を参照してください。

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