【海外移住におすすめの国5選】渡航の準備や費用まで徹底解説

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  1. グローバル化が進む昨今は海外移住へのハードルは低くなっています。
  2. インターネットの普及もあり、ノマドワークが容易になりました。
  3. 日本のパスポートは世界最強クラス?!

この記事を担当:こうたろう

1986年生まれ
音大卒業後日本、スウェーデン、ドイツにて音楽活動
その後金田式DC録音のスタジオに弟子入り
独立後芸術工房Pinocoaを結成しアルゼンチンタンゴ音楽を専門にプロデュース
その後写真・映像スタジオで音響担当を経験し、写真を学ぶ
現在はヒーリングサウンド専門のピアニスト、音響エンジニア、フォトグラファーなどフリーランスのマルチメディアクリエーターとして活動中
当記事ではアルゼンチンタンゴを知るためのコアな知識を考察していきます

近年日本人の海外移住が増えています。

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外務省「海外在留邦人数調査統計」では、海外に住んでいる日本人は2021年時点で約134万人。
長期滞在者の数は減少していますが、現在も永住者の数は増え続けています。

参照:海外在留邦人数調査統計

海外移住の3つのメリット

  1. 物価の違いでゆとりのある生活ができる。
  2. 日本特有の文化的風習が苦手な人はそこから抜け出せる。
  3. 語学やコミュ力などが磨かれる。

日本は世界の先進国と比較すると非常に物価の安い国になりました。

それでもまだまだ日本と同等またはより物価の安い国というのはたくさんあります。

また、日本独特の文化、空気を読む文化だったり、季節ごとの挨拶、建前などなど、窮屈に感じる方にとっては海外移住を気に解放されて伸び伸び暮らせるようになります。

現地の語学は当然習得できるでしょうし、外国語だからこそ自分からもグイグイいける!?コミュ力を鍛えることができます。

コミュ力を養っておけば帰国して日本で再就職したり、ビジネスをする際にも必ずプラスになることは間違いありません。

移住先を選ぶ5つのポイント

  1. 現地の治安状況。
  2. 気候環境が合うかどうか。
  3. 食文化が合うかどうか。
  4. 医療体制や医療水準。
  5. 宗教的価値観。

治安や気候

日々の暮らしに直結する重要なポイントになります。

南米諸国やアルゼンチンでも近年治安はとてもよくなってきていますが、まだまだ中南米などの一部のエリアでは外国人は警備をつけないと外を歩けない国もたくさんあります。

加えて治安がディズニーランドレベルの北欧でも一日中真っ暗だったり、ずっと曇りで太陽が射さないエリアなどなど。

治安と気候をしっかり下調べすることは大切なこと。

四季に恵まれいつもお日様が出ている日本を基準に移動すると思わぬ落とし穴に陥るかもしれません。

食文化や宗教

日本人が毎日和食を食べているわけではないように現代では民族特有の食事を常時強いられる国というのはかなり珍しいでしょう。

ただし、宗教的な価値観で特定の食べ物が手に入らなかったり、アルコールが入手しにくかったりとあなたの生活の価値観と大きくかけ離れている場合はストレスになるかもしれません。

また、宗教色の強い国ではお店の営業時間、飲食店のメニューなども制限されるケースも多々ありますので、宗教に関してはしっかりと調べて、移住先の国の価値観をしっかり理解するように心がけましょう。

海外移住におすすめの国5選

アルゼンチン

やはり青いタンゴ礁ですからアルゼンチンはおすすめ!

お肉は基本的にウェルダン。

主食はパスタが多め。

物価はバリオ(東京都でいうところの区)によってかなり差があります。

【最新2023年版】アルゼンチンの物価と暮らしのポイント

ビジャ・クレスポやパレルモはバランスがよくておすすめですよ。

夜のビジャ・クレスポを散策

夜のパレルモを散歩してみた

また、コストコのような場所もあるので、まとめ買いや友人同士での買い物も楽しめます。

さらにアルゼンチンでは国民はもちろんのこと、外国人であっても観光客であっても世界中どんな人でも無料で病院に受診できます。

国民は無料の国は他にもたくさんありますが、観光客も含めてすべての人が無料というのは珍しいんじゃないでしょうか。

これは本当に素晴らしい制度だとアルゼンチン人たちも誇りに思っています。

私立の有料病院もあります。

受診には1日仕事を覚悟しなければいけませんが、無料で受診できるのは非常に心強いですよね。

治安状況も近年劇的に改善されてきており、こちらはデモの様子を取材してきた写真ですが、暴動という雰囲気は全くありません。

もちろんこういった集まりにはまだ慣れていない方は不用意に近づかないように注意することは大切です。

ブエノスアイレスの場合は近づいてはいけない場所、通りなどをしっかり把握しておくこと。

強盗に遭ったら素直に指示に従うことで命が助かる確率は一気に上がります。

強盗対策のページもシェアしておきますね!

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アルゼンチン国内で出産すると子供と親は永住権を取得できます。
また隣国に出国するとビザがリセットされたり、ビザの延長手続きもそんなに複雑ではないため移住のハードルも低いといえます。

オランダ

二つ目はヨーロッパ。

オランダは日本から飛行機で数時間直通で到着できるため、心理的距離感がかなり近い国。

またオランダと日本には日蘭通商航海条約というものがあり、100年以上前に締結された条約ですが日本人はオランダで起業すると長期滞在できる仕組みが整っています。

そのハードルも頑張ればなんとかなるレベル。

また北欧までいってしまうと非常に社会主義的な空気が強くなりますが、オランダはそういった点でも非常にバランスの取れた国。

さらに人類が考えなければいけない倫理的問題も世界で先進的に考える国民性を持っています。

アルゼンチンと比較してしまうと、物価はそれなりに高いですが日本と交通の便がいいこともあり様々なビジネスが展開しやすいという利点が勝ります。

日蘭通商航海条約の居住許可は幅広い事業に対応しています。
翻訳業、物品輸出入、クリエティブ、音楽ビジネス、音楽家、アーティスト、IT関係、飲食業、美容サロン、スポーツ関連などなど。
例がとして医者や弁護士、公証人、建築士などオランダの法律で資格登録が必要な職種は現地での資格を得ずにビジネスプランを作っても居住が許可されません。

ポルトガル

ヨーロッパでのんびり暮らすにはポルトガルが最適。

物価が安い。

食料品が特に安いのが特徴です。

隣国のスペインが外国人移住のハードルがかなり高いため、ポルトガルに移住してスペインに住む人もいるほどポルトガルは移民の受け入れに積極的で、ビザや永住権が取得しやすい国となります。

年中通して最高気温は20度、最低気温は10度程度で非常に過ごしやすい気候なのもメリット。

また、ドラッグの対策なども先進的で、ドラッグ関係の犯罪を犯すと、刑務所ではなく更生施設に送られるため再犯率が非常に低く、治安もヨーロッパ諸国と比較しても安全であるといえます。

メキシコ

とにかく物価を抑えた暮らしがしたい、のんびり暮らしたい方にはおすすめ。

食料品は特に安く購入できます。

世界的に人気の高いメキシコ料理も例えばタコスなら屋台で100円程度〜で購入可能。

お店に入っても500円〜800円程度です。

ビザの取得もしやすく近年日系企業の進出が盛んなので特殊なスキルを持っていなくても日本人向けの仕事が見つかる可能性が高い点もポイントです。

ただし治安面ではかなりの不安を抱えているのは仕方のない部分です。

スラム街をはじめ、一部のエリアではギャングが仕切っているエリアだったりすると夜の一人歩きは絶対NGな場所もたくさん存在しています。

観光地だとしてもなにやら独特の雰囲気を醸し出していますので、移住前にしっかりと情報収集するように、さらに現地に住む日本人を紹介してもらうなど慎重に進めるようにしてください。

スペイン語圏ですので、アルゼンチンにも遊びに来てね!

カナダ

大自然を満喫しながら英語圏で楽しむならカナダ。

元々多民族国家でアジア系の人々も多く日系の人とも出会いやすい。

アルゼンチンと同様医療費が無料だったり、高校までの学費が無料だったりと、医療や教育の面でもメリットが多いのが特徴です。

移住の費用と目安

  1. 先進国で100万〜150万。
  2. 物価の安い国で50万〜100万。
  3. 気合いで乗り切る人は30万。

先進国に移住する場合は100万円を目安に移住の準備を進めればいいでしょう。

物価の安い国だと50万〜でOK。

アルゼンチンの例

アルゼンチンを例に取ると、2023年時点で飛行機が30万(往復で取得して帰りの分を破棄)、1ヶ月の家賃が安いところで5万〜8万、食費や光熱費も入れて10万あれば充分暮らせます。

また、アルゼンチンの場合、現地に友人がいると1月から2月までのバケーションシーズンには、家の警備やペットの世話をする代わりに無償で滞在してもいいよという方も結構いらっしゃいますので、そういう時期を狙って初期費用を浮かすという技も考えられます。

海外移住の準備

  1. 現在の家の退去の確認。
  2. 海外送金や現地での決済方法の準備。
  3. 海外転出届け。
  4. 郵便等の住所変更登録。

現在の家の退去

契約内容をしっかり確認し、退去の場合は◯ヶ月前までに申告すると記載されているケースも多いため、これは国内での引越しも同様ですが、突然の退去となると思わぬ料金が発生する可能性もあるため、チェックしておきましょう。

またホテル・マンスリーのgoodroomを使えば渡航前に1ヶ月準備期間を設けることもできます。

ホテル・マンスリーのサブスクをチェック

海外送金や現地での決済方法

オランダなどの先進国ではクレジットカード決済が主流ですが、例えばアルゼンチンの場合米ドルを持って行った方がいい場合もあります。

現地での決済は何が主流なのか?

収入を送金するための手段は?

などなど、しっかりと確認しておいてください。

ちなみにアルゼンチンの場合は、レートの変動も激しいため一気に交換するのではなく必要に応じて随時交換するように心がけてください。

ブルーレートという交換場所がありますので、長期滞在する方はブルーレートで交換しましょう。

【保存版】アルゼンチンペソのブルーレート交換方法とは?

海外転出届け

1年以上日本国外へ滞在する場合は、海外転出届を提出する必要(基本的に)があります。

転出届を出しておけば住民票が抜かれて、国民保険と国民年金の加入義務がなくなります。

ただし、国民年金に関しては任意で継続することが可能ですので長期的な人生設計を考慮してください。

郵便物など

郵便物の転送届を出しておけば申請してから1年間は指定先へ転送してもらうことができます。

転送先は国外に指定できませんので、ご家族やご友人などが対応してくれる場合はお願いしてみましょう。

また、頼れる家族や友人がいない場合、受け取り代行サービスも検討してみましょう。

まとめ:自分で調べて考える力が必要

20世紀に比べると海外移住のハードルはかなり低くなりました。

とはいえ、陸続きのヨーロッパや南米諸国とは違い、日本は島国であり、世界的にみてもかなり独特な文化を持った民族です。

移住する国の宗教や価値観、文化的な背景などはしっかりと調べて、現地調査をこれでもか!というくらいにしっかりやっておきましょう。

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あなたの海外移住が成功することを願っています!

青いタンゴ礁
青いタンゴ礁編集長
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