アルゼンチンの冬に食べるもの|ロクロと煮込みの日常

目次
日本に帰るといつも「アルゼンチンではどんなご飯食べてるの?日本食?それともアルゼンチン料理?」
困った時はピザ屋で決まりですし、衝撃価格ではありますが日本食を調達することもできます。
SUSHIが食べたくなったら、SUSHIもあります!
しかし、当然寿司を期待しないでくださいね!
本日はそんなアルゼンチンでの日常飯を紹介。
Guiso de lentejas (ギソ・デ・レンテハス)
-レンズ豆の煮物-

冬になると登場する、アルゼンチン家庭料理の一つ、レンズ豆の煮物。
現地ではとても親しまれています。
- 「レンズ豆の煮物作るから、食べにおいで!」
- 「あの人のレンズ豆の煮物は最高!」
- 「今日レンズ豆の煮物で、みんなを招待するよ」
なんて会話が冬のアルゼンチンでは定番!
ソーセージや、お肉、ジャガイモ、にんじんなどが入った煮込み料理ですが、ベジタリアン用に肉なしバージョンもよく作られています。
感想:レンズ豆の形が残るか残らないかというくらいよく煮込まれていて、甘くて、美味しい!
お店はこちら!Molino Norteño (モリノ・ノルテーニョ)
Puchero (プチェロ)
-おでん風煮込み料理-

元々は、スペイン料理。
スペインから南米アルゼンチンやパラグアイ、ウルグアイに伝わり、今ではこれらの地域の名物料理ともなっています。
地域によって、また家庭によって中に入るものが若干異なるようですが、言ってみれば、「おでん風煮込み料理」。
具材は大きく、じっくりコトコト時間をかけて煮込みます。
感想:野菜の形がしっかり残っているのに、お肉はほろほろ。本当にほろっほろ。スープはあまりありませんでしたが、素材そのものを生かしている美味しさでした。
Chorizos a la Pomarola (チョリソ・ア・ラ・ポマロラ)
-チョリソーのトマトベースの煮物-

ソーセージのチョリソーの煮込み料理。
Pomarola は、イタリア語では「トマト」という意味なので、チョリソーのトマトソース煮込みですね。
玉ねぎや、人参などが入っています。
煮込み料理ですが、このお店はどうやら、煮込んだ後にオーブンでさらに焼を入れているようでした。
ジャガイモのプレを添えて。
感想:チョリソー自体に味がついているので、それにさらに濃い味付けのトマトベースの煮込み料理の印象。とっても美味しかったのですが、食べ切るにはパンが必要かもしれません!
行ったお店はこちら↓
煮込み料理を食べましたが、本当はパリージャ(アルゼンチンのバーベキュウ)専門店。でも、焼き意外のメニューも美味しい!!
また、別のお店では(持ち帰り専用)
「私たちの間では、チョリソ・ア・ラ・ポマロラはサンドイッチにして食べるのが主流よ!」
と言って、サンドにしてくれたお店も。

Sándwich de bondiola (サンドウィッチ・デ・ボンディオラ)
-ボンディオラのサンドイッチ-

こちらは、特に冬に限らずですが、美味しいんです。
ボンディオラは、豚肉の首の部位。
サンドイッチには、通常メインのお肉意外に、 レタス、トマトが入っています。
オプションで、目玉焼きが、ベーコンがついてくるところも。
Paella (パエシャ)
-パエリア-

こちらも、冬の料理!ということではありませんが、ご飯・海産物が恋しくなった時には、スペイン料理もありますよ!!!
感想:5人用、2-3人用、1人用とあり、1人用を頼みましたが、 食べきれず、半分以上お持ち帰り。でも、とっても美味しい。パエリアが到着した時にすでに海産物の香りがぷうううんとして、もう早く食べたい一新でした。
お店はこちら!↓↓↓ 「La gran Taberna」ラ・グラン・タベルナ
Mazamorra (マサモラ)
-白いとうもろこしの甘い煮もの-
マサモラ (mazamorra) は、乾燥させた白いとうもろこしを柔らかく煮て、牛乳と砂糖で甘く仕上げるアルゼンチンの昔ながらのデザートです。5月25日の五月革命の記念日や7月9日の独立記念日など、国の祝日にロクロとならんで食べられる料理として知られています。
使うのは、皮を除いて粗く砕いた白いとうもろこし、マイス・ブランコ・ピサード (maíz blanco pisado) です。一晩水に浸けて戻し、弱火で長く煮て粒を柔らかくします。そこへ牛乳と砂糖を加え、バニラや少量のシナモンで香りを付けて煮含めるのが一般的な作り方です。温かいまま食べることも、冷やして牛乳をかけて食べることもあります。ブエノスアイレス州では牛乳と砂糖、北西部のトゥクマンではサトウキビの蜜を合わせるといった地域の違いもあります。
とうもろこしは先住民の食文化から、牛乳や砂糖、シナモンはヨーロッパから来たもので、マサモラは植民地時代に二つが合わさってできた菓子だと説明されています。当時の町では、マサモレラ (mazamorrera) と呼ばれる物売りが通りを回り、道行く人に売っていました。こうした背景から、植民地時代の味を伝える料理として祝日の食卓に並びます。同じ名前の料理はペルーやコロンビア、パラグアイなどラテンアメリカ各地にあり、スペインのアンダルシア地方にも冷たいスープとして残っていますが、材料や形はそれぞれ異なります。
おまけ

なんのお肉か忘れてしまったのです。 お肉とジャガイモオーブン焼き。 でも、肉がほろほろ。本当に美味しかったです。
ピザやアサード、エンパナーダなどの定番アルゼンチンフードもいいですが、こういった冬のほっこりポカポカ料理も試してみてはいかがでしょうか。
アサードはお店で食べても美味しいですが、日曜市場などの出店で食べるのも絶品! マタデーロスはアサード発祥の地としても有名で、お肉の加工場が近くにあるため新鮮でとっても美味しいです! 交通が少し不便ではありますが、お肉マニアな人は是非マタデーロスのフェリアで試してみてください!
冬の煮込みを作る
よくある質問
アルゼンチンの冬は何を食べますか
ロクロ (とうもろこしと豆と肉の煮込み)、カスエラ (シチュー)、グイソ (煮込み)、そしてパステルという重ねた料理です。牛肉の炭火焼きだけではありません。
ロクロとは何ですか
白とうもろこし、豆、かぼちゃ、肉を長時間煮込んだ料理です。5月25日と7月9日の国の記念日に食べる決まりがあり、家庭でも大鍋で作ります。
冬はいつですか
6月から8月です。南半球なので日本と逆になります。ブエノスアイレスは0度から15度ほどで、雪はほとんど降りません。
冬でもアサードはしますか
します。屋根のあるパリージャで焼き、屋内で食べます。ただし家庭の食卓には煮込みが増えます。