食と料理

ブエノスアイレスのピザ屋5選|厚い生地と注文のしかた

PRこの記事は広告リンクを含みます
ブエノスアイレスのピザ屋5選|厚い生地と注文のしかた
目次
  1. 注文の前に知っておく、アルゼンチンのピザ用語
  2. ブエノスアイレスのピザ屋5選 (2026年時点)
  3. お腹がいっぱいになったら...
  4. 家でアルゼンチン風ピザを焼く
  5. よくある質問
  6. あわせて読む

「アルゼンチンに来てまでピザ?」 そう思ったあなたこそ、この記事を読むべきです。実はブエノスアイレスは、イタリア系移民が作り上げた「世界でも稀に見るピザ天国」なのです。

イタリアの薄い生地とは全く違う、チーズがナイアガラの滝のように流れる「アルゼンチン流ピザ」。 かつてGoogle検索2位を獲得した伝説の記事を、2026年の最新情報に合わせて大幅リライト。地元ポルテーニョが行列を作る名店から、知る人ぞ知る隠れ家まで、今絶対に行くべき5軒を厳選しました。

Contents

コリエンテス通りのピッツェリアの店内コリエンテス通りのピッツェリア 2022 ・ 撮影 大長志野アーカイブで見る

注文の前に知っておく、アルゼンチンのピザ用語

Al molde (アル・モルデ)分厚いパンのような生地。アルゼンチンピザの主流です。 A la piedra (ア・ラ・ピエドラ)石窯焼きの薄い生地。クリスピー派はこちら。 Muzzarella (ムサレラ)基本のチーズピザ。日本の3倍くらいのチーズが乗っています。 Fugazza (フガッサ)チーズなし、玉ねぎたっぷりのピザ。 Fugazzetta (フガセッタ)。この店の看板です。玉ねぎの下に大量のチーズが隠れているダブルパンチ。 Fainá (ファイナ)ひよこ豆の粉で作った薄いパン。ピザの上に乗せて一緒に食べるのが現地流。

ブエノスアイレスのピザ屋5選 (2026年時点)

Pizzería Güerrín (ゲリン) The King [ここにGüerrínのピザ写真を挿入]

1932年創業、94年続くブエノスアイレスのピザの老舗。コリエンテス通りに立つこの名店は、深夜2時まで営業しており、劇場街で舞台鑑賞後の観客たちが殺到します。イタリア移民が持ち込んだナポリ風レシピを、ブエノスアイレス流にアレンジした「Al molde(深皿)スタイル」を確立。2023年には、彼らの看板メニュー「Fugazzetta(フガセッタ)」が世界的に表彰されました。生地の厚みは約2cm、その上にチーズが厚く積み重なります。立ち食いカウンターでは常連たちが「ファイナ(ひよこ豆のパン)」をピザの上に重ねて頬張る光景が。薪窯から立ち上る香ばしい煙と、チーズが溶けるジュージューという音、五感すべてで楽しむピザ体験がここにあります。

エリアCentro / San Nicolás(Av. Corrientes 1368, 劇場街の中心)
必食メニューFugazzetta(玉ねぎとチーズの二重奏)、Muzzarella al molde + Fainá
営業時間月~土 10:00~02:00、日 11:00~01:00
雰囲気立ち食いカウンターと奥のテーブル席。常連客と観光客が入り混じる活気あふれる空間

公式サイトへ → El Cuartito (エル・クアルティート) Legend [ここにEl Cuartitoの店内写真を挿入]

1934年創業、レコレタとバリオ・ノルテ地区を代表する老舗。店内の壁は歴代のサッカー選手やアーティストのサイン、記念写真でびっしりと埋め尽くされ、まるでブエノスアイレスの「生きた博物館」。あのディエゴ・マラドーナも常連だったことで知られ、彼のサイン入り写真が誇らしげに飾られています。鋳鉄パンで焼き上げる「Fugazzetta a la piedra(石窯風薄焼きフガセッタ)」は、外はカリッと中はもっちりとした絶妙な食感。地元民は「ブエノスアイレスで一番の薄焼きFugazzetta」と太鼓判を押します。週末の夜は、入店まで平均2時間待ちの行列が当たり前、それでも並ぶ価値がある、と誰もが口を揃えます。月曜定休なのでご注意を。

エリアRecoleta / Barrio Norte(Talcahuano 937, エル・セントロ近く)
必食メニューFugazzetta a la piedra(薄焼き)、Muzzarella con Jamón
営業時間火~日 12:30~深夜01:00、月曜定休
雰囲気レトロなタイル床、壁一面の写真とサイン。熱気とノスタルジアが混ざり合う「聖地」

公式Instagramへ → El Imperio de la Pizza (エル・インペリオ) Deep Local 深夜のコリエンテス通りの角に灯る El Imperio のネオン。DONDE REINA LA PIZZA の文字が読める

1947年創業、チャカリータ地区の心臓部・Corrientes通りとFederico Lacroze通りの角に佇む、地元民に愛される「隠れた名店」。観光客はほとんど訪れず、店内にいるのは近所の常連ばかり、それこそが本物の証。早朝から営業しているため、夜勤明けの労働者たちが朝食にピザを頬張る光景も。創業者José Caramés氏のレシピは今も忠実に守られ、生地は手作り、チーズはたっぷり、トマトソースは秘伝のスパイス入り。地下鉄Federico Lacroze駅の目の前という立地の良さも魅力で、タンゴの本場「ボエド地区」へ向かう前に立ち寄るローカルも多数。深夜まで賑わい、週末はテイクアウトの列が絶えません。「真のポルテーニョ体験」を求めるなら、ここ以外にありません。

エリアChacarita(Av. Corrientes 6895, Federico Lacroze駅前)
必食メニューPizza Muzzarella(王道の美味しさ)、Fugazzetta al molde
営業時間早朝6:00~深夜まで(詳細は電話で要確認:011 4553-1464)
雰囲気バリオ(地区)の食堂。テーブル席とテイクアウトカウンター。地元民100%の濃密空間

地図で開く Angelín (アンヘリン) Creator [ここにAngelínの写真を挿入]

1938年創業、「Pizza Canchera(ピザ・カンチェラ)」の生みの親として知られるヴィラ・クレスポの伝説的店舗。「Canchera」とはスペイン語で「サッカーコート」を意味し、その名の通り直径約45cm、16ピース切り分けの巨大な薄焼きピザが看板メニュー。創業者Oscar Pintos氏が発案したこのスタイルは、今やブエノスアイレス中のピザ屋が模倣するまでに。生地の薄さはイタリアン・クリスピーに近く、表面はカリカリ、裏面は香ばしく焼き上げられ、チーズとトマトソースのバランスが絶妙。現在もPintosファミリーによって運営されており、毎週火曜~日曜は昼12:00~16:00、夜19:00~深夜1:00まで営業。Instagram(@angelin.pizzeria)では、日々焼きたての「カンチェラ」の写真がアップされ、フォロワー2.5万人超。パレルモ地区にも近く、食後の散歩にも最適です。

エリアVilla Crespo(Av. Córdoba 5270, パレルモ境界近く)
必食メニューPizza Canchera Muzzarella(16ピースの薄焼き巨大ピザ)、Fugazza Canchera
営業時間火~日 12:00~16:00、19:00~01:00、月曜定休
雰囲気モダンでカジュアル。家族連れや若者グループに人気。Instagram映え確実

公式Instagramへ → Kentucky (ケンタッキー) Chain [ここにKentuckyのピザ写真を挿入]

1942年創業、実に84年の歴史を持つブエノスアイレス発祥のピザチェーン。その誕生秘話は実にユニークで、3人の友人がパレルモ競馬場でグランプリに当選し、その賞金で開業したという伝説が残ります。チェーン展開しているとはいえ、品質への妥協は一切なし。朝6時から深夜2時まで営業(金・土は24時間営業店舗も)し、「どの時間帯でも熱々のピザが食べられる」安心感は旅行者にとって最大の味方。メニューは王道のMuzzarellaからトリュフ入りの限定ピザまで幅広く、エンパナーダやトリフル・デザートも人気。レコレタのSanta Fe通り店、セントロのParaguay通り店など、市内に複数店舗を展開。公式サイトではデリバリーも受付中。「初日は老舗で、2日目はカジュアルに」という使い分けに最適な一軒です。

エリア市内複数店舗(Recoleta, Centro, Palermoなど)
必食メニューMuzzarella al molde、Pizza Rellena(詰め物ピザ)、Empanadas
営業時間日~木 6:00~02:00、金・土は24時間営業店舗あり(店舗により異なる)
雰囲気明るくモダンな店内。家族連れやグループに最適。テイクアウト&デリバリーも充実

公式サイトへ →

お腹がいっぱいになったら...

ピザでエネルギーをチャージしたら、次はタンゴの夜へ。 ブエノスアイレスには、美味しい食事の後にぴったりのライブハウスがたくさんあります。

ピッツェリアのメニューコリエンテス通りのピッツェリア 2022 ・ 撮影 大長志野アーカイブで見る

家でアルゼンチン風ピザを焼く

楽天でピザ用チーズを探す

地図で見る動くバス・地下鉄・治安・見どころを1枚で。入れるものは要りません

よくある質問

アルゼンチンのピザの特徴は何ですか

チーズの量です。生地の上にチーズを厚く積むのが基本で、イタリアのピザともアメリカのピザとも別物になっています。深皿で焼く al molde が主流です。

フガセッタとは何ですか

玉ねぎとチーズのピザです。トマトソースを使わず、大量のチーズの上に薄切りの玉ねぎを載せます。ブエノスアイレスを代表する一枚です。

ファイナとは何ですか

ひよこ豆の粉で焼いた薄いパンです。ピザの上に重ねて食べるのが地元の作法で、注文すると一緒に出てきます。

あわせて読む

← 記事一覧へ