アルゼンチン アルファフォールの世界大会

アルファフォールとは、アルゼンチンの伝統的なお菓子で、2枚〜3枚のクッキー生地でドゥルセ・デ・レチェや、フルーツジャムなどを挟んだお菓子です。
周りをチョコでコーティングしたりして高級感を演出したものもあり、30円程度で買えるものから、一個で300円以上くらいするものまでピンからキリまで。
アルゼンチンに行くと、どこのキオスコでも必ず売っているので、観光の際は是非試してみてはいかがでしょうか。
どこでも手に入りますが、クオリティもピンキリなので一個でダメだった方も再チャレンジ・・・しすぎてしまうと太っちゃう、そんなお菓子です。

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コリエンテス州で第一回世界大会開催

アルゼンチンの若者二人で提案されたアルファフォールの世界大会は第一回目にも関わらず10カ国、150社のエントリーがありました。

その中から厳選された100社が参加し全部350種類のアルファフォールがエントリー。

最高の一個を決めます。

第一回にも関わらずこの盛り上がりはすごい。

見事優勝したのがこちら

今回栄えある初代世界チャンピオンに輝いたのは、マルデル・プラタに住む職人さんが営む個人商店「Milagros del Cielo」。

優勝したMILAGROS DEL CIELOのFacebookページ

Milagros del Cieloがエントリーした作品の中の1つ、「リキュール・ムース・アルファホール」が優勝しました。

"Son 22 años de trabajo, hay mucho atrás de esto. Para mí es el premio a mucho esfuerzo, estoy feliz"
22 年間の努力がありました。
その裏には多くのことがありました。
私にとっては多くの努力が報われた賞です。
うれしいです。

受賞者のFabiana Ocaranza 氏(ファビアナ・オカランサ)
見事優勝したアルファフォール / 引用:pagina12.com
審査員の苦悩?!審査は、350種類のアルファフォールが包み紙なしで審査員に提供。
もちろん全審査員は、全350種類をしっかり試食しなければいけません。
羨ましい・・・とは思い切れないところがありますよね。
提供される順番も重要になってくるでしょうからその辺り運も味方につけないといけません。

初代王者のアルファフォール是非食べてみたいですよね。

ちょっぴりリッチなEl señol alfajor

優勝こそ逃したものの、珍しいアルファフォールとして、多くの審査員からEl señol alfajorの名があがりました。

El señol alfajorは一般的なアルファフォールとは違い普通は甘いキャラメル状のドゥルセ・デ・レチェを挟むところをレモン、ミント、ジンジャーなどをベースにした独自のレシピのフレーバーを使っており、非常にオリジナリティがあるという点が高く評価されました。

大会審査員の 1 人で毎日アルファフォールを食べるアルゼンチンのインフルエンサーFacundo Calabró(ファクンド カラブロ)は、「この大会は、一種の趣味や冗談のように始まったが、結果多くの人に認められるような、立派な大会として幕を閉じた。」とコメントしています。

Facundo Calabróさんのインスタアカウントはこちら。

ポイントFacundo Calabróさんは2020年に「失われたアルファフォールを求めて」という本を出版。
本の中ではアルファフォールがいかにアルゼンチン人のアイデンティティや物事に対する考え方に適合しているかを関連する物語や逸話を交えながら綴っています。
まさにこの大会の審査員に相応しい人物ですね。

また、会場ではもちろんアルファフォールも販売されており、世界各地のアルファフォールが一堂に会する機会とあって職人や審査員のみならず一般のお客さんも大いにアルファフォールを満喫するイベントとなりました。

これからも長く続いていけばいいですよね。

トラディショナルを狙うのか?革新的なものを狙うのか?

伝統と革新とのせめぎ合いも今後楽しみです。

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金田式バランス電流伝送DC録音の遺伝子を受け継ぐ音響エンジニア・音楽プロデューサーの服部 洸太郎が運営する『旧・芸術工房Pinocoa』の『Kotaro Studio』が企画運営しています。
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