【語学学習に最適?!】アルゼンチンの国営ラジオ放送局を紹介

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アルゼンチンで最初の無線放送が始まったのが1920年。
国営放送局としてはじめて放送されたのは、1937年7月6日のことでした。
この記事を読むだけでアルゼンチン国営ラジオ局に関する豆知識がざっくり学べます。

国営ラジオ局の外観

今回はピアニストとして生出演してきました。

放送局の外観はこんな感じ。

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アルゼンチン国営放送はタンゴはもちろんアルゼンチンのクラシック音楽文化なども発信してきており、20世紀の音楽文化を支えてきました。

収録はもちろん今回筆者が演奏してきたように地元のミュージシャンが生演奏でお届けしたりもしています。

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つまりアルゼンチン国営放送を聴いていると現地のリスナーと同じ環境で現地のミュージシャンの『今』のタンゴを楽しめるというわけです。
おまけにアルゼンチンのスペイン語を垂れ流しで聞けるので語学学習にも最適!

アルゼンチン国営放送をネットで視聴(アルゼンチンのサイトへ)

今年2022年は開局85周年となります。

エントランスはこんな感じで豪華?!

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Maipu 555 (マイプ555)

簡単な歴史

起源

1937 年7 月 6 日にLRA State Broadcasting Stationとして放送開始。

当時は午後 6 時 45 分からスタートし、毎日 7 時間放送していました。

1940年代

スペイン語、イタリア語、英語の 3 つの言語で放送されました。

外交関係の番組もはじまり、国際情勢に関するニュースの放送も開始されます。

1950年代

1950 年 7 月 9 日からラジオドラマ「人類の劇場」が放送され、ラジオドラマというジャンルの放送が確立されます。

1960年代

他国の国際公共放送局との交流が始まり活発化。

日本のNHK 、フランスのラジオ、イタリアのラジオとテレビ、ラジオカナダやメキシコ国立自治大学のラジオなど、世界各地の放送枠が用意されていきました。

1970年代

当時の将軍であるロベルト・レヴィングストンとアレハンドロ・ラヌスは、国営ラジオでスピーチや記者会見を発信していました。

1978年にアルゼンチンで開催されたサッカーワールドカップの様子は国内向けに配信できませんでしたが、海外に向けて放送されていました。

1980年代

国営ラジオ フォークランド諸島

1982年、マルビナス戦争の最中4月4日にプエルト・アルゼンチンから放送を開始。

これらのローカル放送は英語とスペイン語で配信。

ウシュアイア〜マルビナス諸島の電波

Radio Nacional Ushuaia e Islas Malvinasは1961年8月10日に定期放送を開始。

ポイント1963年までは、ティエラ・デル・フエゴの旧政府庁舎の総督官邸の裏にある部屋からわずか3人のスタッフで放送しており、当時は南極大陸にも放送が届けられていました。

放送開始当初はウシュアイア(南米最南端の街)には約3000人の住人が住んでいました。

ポイント2013年7月からはマルビナス諸島のイギリス人居住者向けに英語で毎日(月曜から金曜の深夜まで)ニュース速報を配信しています。

マルビナス諸島で配信されている放送内容はサイトをチェック。

Radio Nacional Ushuaia e Islas Malvinas(アルゼンチンのサイトへ)

近くの観光

さて、数々のマエストロたちも出入りしていたラジオ局なので、せっかくなので立ち寄りたいところですが、なかなかラジオ局を外から見るためだけにサンニコラス行くのももったいないですよね。

是非是非日曜日にサンテルモの日曜市場と組み合わせてアルゼンチン散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか?

まさに王道のフェリアといった感じでお土産探しにはぴったりですよ!

詳しくはこちらの記事も参考にしてください。

サンテルモのフェリアに遊びに行ってみた