【2025年版最新】アルゼンチンの物価の今!旅行や留学に必須です
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アルゼンチンへの旅行や留学、または赴任を予定している方にとって、現地の物価事情を知ることは非常に重要です。
物価が毎年変動するアルゼンチンでは、2025年現在の最新情報を押さえておくことで、予算の計画や現地生活への適応がスムーズになります。
また、ミレイ大統領になってから、物価の変動などの動向がこれまでの変動とは少し違ったキャラクターを見せるようになってきました。
本記事では、アルゼンチンでの生活費を「食料品」「外食費」「日用品」「交通費」「住居費」「エンタメ費用」のカテゴリに分けて詳しく解説します。
この記事を読めば、食料品や日常品の価格から外食の費用感まで、必要な情報がすべて分かります。
この記事の信憑性
この記事は実際にアルゼンチンブエノスアイレスに住む人に直接価格を聞き取り調査して作成された記事ですので、信頼性も抜群です。
「アルゼンチン 物価」のキーワードで検索してここにたどり着いた方も、旅行や生活準備に必須の情報ですのでぜひお役立てください。
また、2025年の特徴としては、世界の金融業界で話題のハビエルミレイ大統領の大胆な改革的政策のおかげで物価の乱高下が収まりつつあります。
そういう視点で見ると、2025年以降さらに物価は安定に向かう可能性がありますので、2025年時点の物価の感覚を身につけておくとアルゼンチン滞在の助けとなるでしょう。
青いタンゴ礁について
運営者: 青いタンゴ礁編集チーム
経験: アルゼンチン在住歴10年以上、完全移住してから5年以上。
アルゼンチンの文化、タンゴ、ブエノスアイレスの暮らしなどを現地から生発信。
目的: アルゼンチンの魅力を日本語で伝え、文化交流の足がかりとなりたい。
掲示板: 誰でも大歓迎!
アルゼンチンの物価事情
アルゼンチンは近年、インフレ率が高く、物価が年々変動しています。
デフォルト常連国とも言われるアルゼンチンですが、近年はミレイ大統領の改革によって経済は安定傾向に向き、123年ぶりに財政赤字が解消されるという快挙も起こっています。
物価を理解することで、節約のコツや現地の楽しみ方がわかります。
まずは、日常生活で必要となる基本的な価格を一つひとつ詳しく見ていきます。
食べ物&食料品の価格リスト(2025年最新)
以下はアルゼンチンのスーパーマーケットで購入できる主要な食品の価格リストです。
日本の価格と比較しながら参考にしてください。
- 牛肉(1kg):1200円
- 鶏肉(1kg):550円
- トマト(1kg):150円
- じゃがいも(1kg):150円
- 玉ねぎ(1kg):150円
- バナナ(1kg):250円
- 菓子パン(1個):100円
- バゲット(1本):200円
- 米(1kg):400円 (日本米ではないスーパーの米)
- 牛乳(1L):230円
- コーヒー(1袋500g):3000円
現地のスーパーマーケットや市場を利用することで、費用を大幅に抑えることが可能です。
また、ローカル市場では新鮮な野菜やフルーツがさらに安く手に入ることもあります。
肉の部位や、お店によってかなり値段の差があります。
大量に買った場合の割引額が設定されている店も多々。
アルコール類
ビールの価格やワインの価格もチェックしておきましょう。
お酒が大好きな旅行者にとってはとても重要な項目ですよね。
アルゼンチンでも18歳未満は購入すらできませんし、運転に関しても非常に厳しく罰せられますので旅行中に魔が刺したりしないように・・・
そして、スーパーとレストランではかなりの値段の違いがあります。
- 缶ビール:350円
- ボトルワイン:700円 〜
- ウイスキー:7500円
アルゼンチンは土壌が非常にいいのと、ワイン創りにはぴったりの気候。
そして、イタリア移民が多いせいかイタリアワインのようなさっぱり濃厚なものが多いです。
現地でしか飲めないワインもたくさんあるので、日本で予習してからワイン巡りをしてみるのもいいかもしれませんね。
日本でも買えるアルゼンチンワインはこちら!
ワインの聖地は?!
ちなみにアルゼンチンワインは、ブエノスアイレスよりもロザリオやメンドーサなどの地域で醸造されています。
地方にいくと、ブエノスアイレスにも入ってきていないような珍しいワインもありますので、長距離バスで巡ってみるのもいいかもしれませんね!
長距離バスは中央駅から乗れます。
こんな雰囲気!
外食の費用は?!
アルゼンチンは外食文化が盛んで、旅行者にも嬉しい食の楽しみがたくさんあります。
以下はレストランやカフェでの一般的な価格帯です。
- レストラン(ステーキディナー1人分):2300円
- カジュアルレストラン(パスタやピザ1皿):1500円
- ファーストフード(セットメニュー):1300円
- カフェのコーヒー1杯:450円
特にステーキはアサードとも呼ばれておりアルゼンチンの名物料理として有名です。
日本と比べても比較的安価で高品質の肉料理を楽しめます。(基本的にウェルダン一択!)
また、アルゼンチンではピザの聖地として世界的にも認知されています。
本当にめっちゃ美味しいんですよ。
当サイトでは、旅行者におすすめのレストラン情報も取材中ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
フェリアでも外食
お土産探しももちろんですが、ブエノスアイレスではフェリアといって週末に市場が開催されます。
日本の屋台のようなお店もたくさん出ていますので食べ歩きも面白いですよ!
お肉を食べるならマタデーロスのフェリア。
ここは、アルゼンチンのお肉のドキュメンタリーにも取り上げられるほどお肉の聖地として有名であり、食肉化工場が近くに乱立していて新鮮なお肉を味わうことができます。
日常生活用品の価格
日用品の価格は以下の通りです。
生活必需品を購入する際の参考にしてください。
- トイレットペーパー(1パック):500円
- シャンプー(1本):1000円
- 洗剤(1ボトル):500円
- 風邪薬(1箱):1500円
日本で購入して持参した方が良いものもありますので、旅行準備の際には注意してください。
中長期滞在向け
お仕事や留学など中長期的に滞在する場合は、日本で言うところのコストコのような個人向けまとめ買い店Vitalがあります。
時には卸値に近いような価格で購入できるものもありますので、チェックしてみてください。
交通費の目安
アルゼンチンの主要都市での移動費用は以下の通りです。
- バスや地下鉄の片道料金:130円
- タクシーの初乗り料金:130円
- 空港から市内へのウーバー料金:3500円
交通カードを利用することで割安になる場合が多いので、現地で購入をおすすめします。
アルゼンチンの場合は、レミースがもっとも安全な移動手段であると言えます。
レミースは空港や友人などの紹介で手配可能です。
とにかく安心安全に移動したい方は当然もっとも高額な移動手段にはなりますが、レミースにしておきましょう。
一方でバスは現地の人でも毎回運転手に確認してから乗る人も多いほど非常に複雑でわかりにくいです。
ただし、その分バスは超格安で移動できますのでぶらり放浪バックパッカーさんは、地下鉄とバスを駆使していろんな場所へ移動してみるのもいいですね。
住居費
旅行者や留学生、長期滞在者向けの住居費用は以下の通りです。
- ホテル(1泊):1万円〜
- エアビーアンドビー(1泊):3000円〜
- アパートの家賃(1カ月):5万円〜
住むエリアや設備によって価格に大きな差が出るため、事前のリサーチが鍵です。
また、アルゼンチンは南半球で1月からバケーションの季節になります。
たくさんのアルゼンチン人がこの季節に旅行にでかけますので、旅行期間中にペットの世話と交換に住んでもいいよ。。。なんて情報が結構ころがっていたりします。
現地の友人や知人、また、当サイトのアルゼンチン掲示板などで情報収集してみましょう。
エンタメ・娯楽費
アルゼンチンでの楽しみ方も多種多様です。
以下は主要なエンタメ費用の目安です。
- 映画館のチケット:1500円
- サッカー観戦のチケット:3000円
- 観光地の入場料:平均値500円
- タンゴショー:1万円〜
- ミロンガの入場料 :
- タンゴライブコンサート:1500円
- ダンスのレッスン料金
アルゼンチンの文化や自然を満喫するための情報も今後更新予定です。
観光地や美術館は基本的に無料のところが多いですが、博物館などで有料な場所もあります。
出産と子育て
- 紙おむつ:3500円
- 粉ミルク:3000円
- 保育園&幼稚園:4万5千円 (公立は無料)
- 他
- 他
為替レートと両替のコツ
さて、2025年に限らずアルゼンチンペソの為替レートは非常に変動が激しいため、両替のタイミングが重要となってきます。
クレジットカードでの決済は予期せぬレートで決済されたりするリスクがあるためあまりおすすめできません。
中長期的な滞在には、闇(ブルーレート)レート(通称は怪しいですが合法です)と呼ばれる街の両替屋さんで両替するのがベスト、その際も必ず米ドルベースで両替しましょう。
アルゼンチンでは、ミレイ大統領が基軸通貨を米ドルにするという政策を進めていたりするほど米ドルが重宝されています。
加えてアルゼンチン人は一度に米ドルに両替できる総量が決まっていることもあって大変貴重な資産となっています。
ダンスのレッスンや音楽のレッスンなども、米ドルで払うというと少し安くしてくれたりするケースもあるほど。
アルゼンチン旅行や滞在が決まったらまずは割安に米ドルを確保することから考えましょう。
ブエノスアイレスでせんべろ
せんべろ
せんべろとは、千円でべろべろに酔っ払える酒場の俗称。
また、コスパがすごくいい酒場で飲むことを指す場合もあります。
実際は、千円でベロベロというよりも、2〜3杯のお酒+おつまみで千円程度という意味合いで使われることが多いようです。
では、ブエノスアイレスでせんべろはできるのでしょうか?
ブエノスアイレスで1000円で買えるものをピックアップしてみましょう!
まとめ
アルゼンチンの物価事情を知ることで、旅行や留学、駐在がより安心して楽しめます。
2025年の最新情報をもとに、予算をしっかりと立ててアルゼンチンでの時間を満喫してください!
アルゼンチンペソの両替に関する記事はこちら!