日本未発売！アルゼンチンに行ったら絶対飲みたいマテ茶葉5選
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アルゼンチン行ったら絶対飲みたいマテ茶葉5選
マテ茶は、日本でも一時期「太陽のマテ茶」という商品名でブームになっていました！
マテ茶は「飲むサラダ」とも言われるお茶です。
マテ茶、ハマる人は本当にはまります。
アルゼンチンに行ったら、是非、マテ茶を飲んで頂きたいんです。
好き嫌いが別れるかもしれませんし、現地での回し飲み文化に抵抗を感じる方もいるかもしれません。
もちろん、メーカーによってお茶の味が違えば、入れた人によっても違います。
でも、袋を開けた時のあの爽やかな草の香り、パサパサっとこぼれ落ちる乾いた葉たちの香りは、もうたまりません！
マテ茶の神話をざっくりと
マテの文化は、昔々にワラニー族の間で始まったとされています。
月の女神がある日「いつも私は夜の空を散歩してるけれど、上から眺めているだけではなく、昼間の地上に降り立って、地面に触れ、川のせせらぎを聞き、皆が素晴らしいと言う地上を体験して見たいわ」と、強く願いました。
太陽王はなかなか許可を出しませんでしたが、やっと許可がおり、月の女神は、雲の女神と一緒に地上に降り立ちます。
しかし、そこへ、一匹の虎が彼女たちを狙いに迫ってきます。地上では、何の威力も発揮できない女神たちでしたが、そこに、グアラニー族の一人の猟師が通りかかり、見事、その虎を仕留めました。満足して一休みして寝ていたその猟師の夢に、月と雲の女神は現れ、助けてくれたお礼に「部族の村へ帰ったときに、今まで見たこともない茂みを発見するから、その木の葉を砕いて飲みなさい。
それは部族を団結させる煎じ薬です」と伝えました。
村へ帰った青年は、本当に今までに見たこともなかった葉を見つけ、それを言われた通りに刻み、空のカラバサ（瓜のような）を見つけ、そこへ入れ、小さな杖でそれを飲み始めました。
その煎じ薬は、部族の人の手から手へと渡り、飲まれ、部族を一つにする役割を果たしたのです。
これが、マテ茶の始まりと伝えられています。
今も、マテ茶は、友達と語り合いながら飲んだり、回し飲みをして、団結をする役割を果たしています。
なので、新型ウイルスによってこの回し飲みができなくなっている今は、マテを愛する者たちの一つの楽しみが半減されています。
早くまたみんなで飲みたいですね！！
現地でしか買えないお勧めマテ茶5選
さて、日本でも買えるマテ茶は淹れ方の記事にあるように、タラグイがおすすめです。
しかし、そこはやはり本場は違います。
アルゼンチンではもう種類の多さが文字通り桁違いに違います。
もしマテ茶気に入って、好きだと思われたら、色々な葉も購入して試してみてください！
と言いたいところですが、短期滞在の際に、500g入りのパックを次々に開けて試すことは難しと思います。
そこで本日は完全なる独断と偏見で選んだおすすめのマテ茶を5つ紹介しますので、購入の際参考にしてみてください！
ポイントもちろんここで紹介するブランド以外にも現地で気になるマテ茶があれば、是非ともジャケ買いならぬ、パケ買い？!でお気に入りの銘柄を見つけてみてください！
ではお勧めのマテに葉を見ていきましょう！！
アルゼンチンで買えるおすすめマテ茶
ほんの少しですが、アルゼンチンの一般的なスーパーのマテ茶コーナーの動画です。
日本のスーパーの緑茶コーナーでもこんなに並んでないですよね！
CBSé セーベーセ
500gで200ペソ （約242円）。
普通のお茶でなく、茶葉に色々なミントや薬草が混ぜてあったり、フルーツが混ぜてあったりと、ただのマテ茶ではないので、マテが苦い！
と思う人や、いつもと少し違うタイプを。
と思う人にも人気です。
私はミント入りのタイプが大好きでいつも購入します！
スーッと爽やかな味わいが、たまりません！
Nobleza Gaucha ノブレサ・ガウチャ
500g 209ペソ （253円）です。
試しで購入した時に、「うわああああなんじゃこれ、にが！」と思ったのですが、飲んでいると、癖になる美味しさ。
次第に癖になっていました。
（同じメーカーで、「suave」スアベ （優しい） 味のタイプもあります）
Nobleza Gaucha という同名の無声映画が1915年に人気だったようです。
Chamigo チャミーゴ
500g 115ペソ （140円）
安い！！安いマテ！！でも美味しい！！
特にこれといって大きな癖はないので飲みやすいです。
Roapipó ロアピポ
500g 300ペソ（363円）
オーガニックのマテ茶。
葉の香りがこうばしく、飲んだ時に苦すぎないけれ「草」っぽい癖がたまらない。
このマテに、他にハーブを上に混ぜたり、またココナッツのこなを入れて飲むのも、ほろ苦さと、ココナッツのほのかな香りと風味で、絶妙になります！
Chamigoと比べると倍以上の良いお値段です！
こちらは一般的なスーパーでは取り扱っておらず、健康食品を取り扱うオーガニックのお店で売っているマテ茶になります。
Pampa Organica パンパ・オルガニカ
500g 500ペソ （605円）
オーガニックの良質な葉を厳選したマテ。風味が豊かで、何回飲んでも苦さを感じません。
スペイン語でマテ茶は何ていうの？
日本では「マテ茶」と言われていますが、アルゼンチンで マテ茶 「マテ」mate というと、マテの入れ物の事をさします。
茶葉は、「yerba mate」ジェルバ マテ もしくは、「yerba」ジェルバ と言います。
吸い上げるストローのようなものはボンビーシャ bombilla
その他、よく出てくる会話として、いくつかのフレーズを覚えていきましょう！
マテ飲もうか！！
Tomamos el mate?
トマモス・エル・マテ？
マテいる？
Queres un mate?
ケレス・ウン・マテ？
マテの葉持ってる？
Tenes la yerba ?
テネス・ラ ・シェルバ？
ちょうど今朝葉無くなった！
Justo esta mañana se me acabo la yerba!
フスト・エスタ・マニャーナ・セ・アカボ・ラ ・シェルバ！
マテ茶飲むの好き？
Te gusta tomar el mate?
テ・グスタ・トマール・エル・マテ？
まとめ
今日ご紹介したマテ茶は、ブエノスアイレスの街中で購入可能なマテ茶になりますが、他の地方に行くと、それぞれの土地にしか売っていないマテ茶もあります。
特にイグアスの滝のあるミシオネスの地方には、本当にたくさんの種類があるそうです。
先日友達が「ミシオネスのマテ茶、買って行ってあげる！！覚えてたら！」と言って伝言をくれました。
マテ茶の淹れ方
マテ茶の淹れ方については動画で簡単にまとめてありますので参考にしてください。
基本80度を超えないお湯で淹れれば問題ありません！
こちらの記事ではテキストにて細かく解説しています！
