【1560年に建設された歴史ある街】田舎町〜ルハンにいってみた!

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ルハンってどこ?

アルゼンチンの田舎町「ルハン」というところへ行ってきました。

ルハンはアルゼンチンのブエノスアイレス州にある都市で、ブエノスアイレス市から北西68キロに位置しています。

高速道路を使って、車やバスなら、約1時間から1時間半くらいで到着!

ルハンの見所

この田舎町ルハンは隠れたアルゼンチンの観光名所。

1560年に建設され、毎年何百万人というアルゼンチン人が訪れます。

目的は後ほど紹介しますルハン大聖堂。

ここにはアルゼンチンの守護聖人といわれるサンタ・マリア・デ・ルハン(Santa Maria De Lujan)が祀られています。

実はルハンは、アルゼンチンの田舎町を満喫するブエノスアイレスから少し離れた観光地として有名なんです。

ルハン動物園

動物たち(肉食動物たちも)と触れ合えるということが有名な動物園ですが、2020年のパンデミック

の影響で、経営持続が困難になり、閉園されていました。

現在も閉鎖中で、ホームページには、この表示が。

2020、21年のパンデミックの影響で、経営が難しくなり、あなたの助けをいつでも待っています。

Lujan (ルハン)動物園ホームページより

ルハン動物園のホームページ

Basílica de Nuestra Señora de Lujan(ルハン大聖堂)

ブエノスアイレスから車で高速道路を走っていくと、ルハンの地区に入った頃に、左手に大きな教会が見えてきます。

ルハン大聖堂!

アルゼンチンがキリスト教が盛んですが、最も重要な聖地とされており、毎年ここルハンまで多くの人が巡礼に訪れます。

この地に小さな礼拝堂が建てられたのは、1685年。

入植後かなり早い段階で聖地を意識されたことがわかりますよね。

そのあとどんどん規模が大きくなり、この立派な大聖堂と完成したのは1935年。

なんと300年もの歴史を得て完成しました。

全体の様子と中の様子を少しだけ映像にしていますので、見てね!

音楽フェスティバルとフォルクローレ

さてさて、今回の本当の目的はルハンで行われた、音楽フェスティバルにタンゴを演奏しに行ったので、その様子をご紹介します!

広場では、フォルクローレを踊る親子。

お店の人も音楽を聞いたら体が動いて、踊りの輪に!

日本で言うところの盆踊りのような感覚かな?!

こうしてみるとタンゴの足のステップの雰囲気も感じられ、なるほどタンゴはアルゼンチンでできたんだな〜と改めて実感しますよね。

冒頭のリズムはフォルクローレの中でもチャカレラというリズム。

フォルクローレに関してはKotaro Studioさんにリズム解説の動画を制作してもらっていますので、こちらも併せてお楽しみください。

チャカレラの解説から〜

ルハン大聖堂十字架落下の謎!?

実はここのルハン大聖堂で、
2000年に不可解な出来事が起こっていたのです!

まずは、この写真をよおおおおおく見てみてください。
特に、一番上に掲げられている、十字架。

二つの塔にそれぞれ一つづつ、十字架が掲げられています。

でも、よくみて下さい。

真ん中の色が違うではありませんか??
左が白で、右が黒。

そうです!!
これは、かの有名な、2000年に起きた、
不可解な「十字架落下事件」の結果なのです。

2000年6月15日に左の塔の十字架が、地上106メートルから落下、
そして付け替えられています。

重さ1500キロ。

実は、この十字架は、それまでの風や、保存状態の悪さによって、
錆が確認されていたのです。

数日前の嵐によっても、さらに悪化が確認されていました。

取り替えの依頼も出ており、落下の危険性が認められていたため、
落下日から2日前より実は教会は閉鎖されていました。

いつ落ちても良い状態だったんですね・・・

とはいえ、不幸中の幸い・・・

落下したのは夜の11時頃。
人通りもなく、朝や午後だったら、通りがかりの人を傷つけたり、
死者が出ていたかもしれません。

また、十字架が反対側に落ちていたら、教会の屋根や、スタンドガラス、窓を破壊していたことでしょう・・・。

またさらに人々を驚かせたことは、
切断部分も綺麗で、教会の他のどこも傷付けず落下。
ポン。っと地面に十字架を手で置いたかのような綺麗な状態だったといいます。

その落下状態を見た近隣の人たちは、
夜に響き渡るすごい音を聞いたにも関わらず、
この綺麗な落下状態が信じられなったそうです。

その後、この十字架取り付け工事は、

当初「年末まで(約半年)には終わるだろう」とされていたのですが、

結局完成したのは、5年後。

1905日間、このルハン大聖堂は、左の十字架無しでした。

それにしても、人的な被害が出なかったものの、
1500キロのものがあれだけの高さから落下するのは、
本当に怖い。

右の十字架が補修されているのか、情報はまだ手に入っていませんが、
されていることを願います。

青いタンゴ礁
青いタンゴ礁編集長
アルゼンチン、アルゼンチンタンゴの情報を発信するアルゼンチン大好きな人のためのメディアサイト。
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