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1880年代〜
タンゴの誕生 ― リオ・デ・ラ・プラタ
タンゴは1880年代、アルゼンチンとウルグアイを隔てるリオ・デ・ラ・プラタ流域の港町で生まれた。
ブエノスアイレスとモンテビデオの貧しい港湾地区、とりわけ移民が暮らす長屋(コンベンティージョ)に、世界中からの人々が集まった。クリオージョ(土着の人々)、ヨーロッパ移民、アフリカ系の人々——その出会いの中からタンゴは生まれた。
音楽的には、アルゼンチンのミロンガ、スペイン=キューバ由来のハバネラ、アフロ・ウルグアイのカンドンベなどが溶け合い、独自のリズムと哀愁が形づくられていった。タンゴは、言葉も背景も異なる人々の『共通言語』だった。
キーワード
- リオ・デ・ラ・プラタ
- アルゼンチンとウルグアイの間に広がる大河口。タンゴ発祥の地。
- コンベンティージョ
- 移民が暮らした長屋。多文化が交わる場となった。
- カンドンベ
- アフロ・ウルグアイ起源のリズム。タンゴの源流のひとつ。