結論→観光でバスは困難

ブエノスアイレスでは、バスは至るところに路線が張り巡らされており、お値段も安く、地下鉄で使うスーべも併用できるため、便利なのですが、非常にややこしく難しいため、観光での利用はおすすめできません。
何が難しいのか?
コレクティーボは番号で判断し、番号によって行き場所が違っております。
もちろん目的地は変わらないのですが、目的地までのルートは運転手の気分や交通状況によって変わってくるため、本当にあっているかどうか不安になったり、ルートの数も多ければ最終地点までの距離も長く迷ってしまったらリカバリにかなり労力を費やします。
実際現地の人でもほとんど把握しておらず、乗る時に運転手に行き先を確認しながら利用しています。
短期滞在の場合は地下鉄やタクシーの併用がおすすめですし、観光の場合は観光専用の黄色のバスがありますので、そちらが激しくおすすめ!
ブエノスアイレスの観光地を安全に周る方法 / 黄色のバスを予約
Como llego の使い方

ちなみにブエノスの町の中でどの交通機関で移動すれば便利かと探すには、Como llegoを使ってください。
出発地点と目的地の住所を入れると、どのように行けば便利かいくつかの可能性を提示してくれます。
もしもの時のためにブックマークしおくといいかもしれません。
青いタンゴ礁のブックマークもよろしくね!
バスに乗るときの準備
必要な持ち物は目的地の住所と、スーベ。
スーべは地下鉄の改札付近で購入できます。
1、乗りたいバスが来る。
→バスに乗り込み、行き先を伝えると、運転手がスーべで払うべき金額を表示させてくれます。
(現在19ペソから22ペソ)約50円前後
Hasta 〇〇 (目的地)(アスタ・〇〇)
2、スーべを機械にかざして支払います。
「〇〇を通りますか?」Pasa por 〇〇?(パサ・ポル・〇〇?)
降りる時
各バス停で止まってくれるわけえではないので、もうすぐ自分の降りるバス停が近づいて来たと思ったら、出口(後方2つのドア)に近づき、ボタンを鳴らします。
ボタンを鳴らすと、次止まると運転手はわかってくれて、止まってくれます。
ほとんど、ちゃんと止まってくれますがたまーに知らんぷりして走り続ける運転手もいます。
面倒になると嫌なので、抗議などせずに諦めて降りれるところで降りましょう。
この辺りがブエノスアイレスでバスを使う時の難しいところ。
丁寧な案内などありませんから、自分でバス停を把握しておく必要がありますし、ルートは運転手の気分次第。
もし、自分の降りる場所がよくわからない場合は、運転手さんにタイミングを見計らって聴いてみましょう。
間違えて乗ったりしても交渉すれば降ろしてくれますが、とにかく荒い。
まとめ
- 短期や観光では基本的に使わない。
- 長期滞在で同じ場所を毎日行き来するようなケースで使う。
- スーべは乗る時だけ。
- 目的地までのルートは毎回違うことも。
基本的に生活の拠点をブエノスアイレスに置く場合の移動手段となりますので、観光ではあまりおすすめできません。
しかし、やはりタクシーやレミースなどと比べても圧倒的に格安で移動できますので、節約旅の方はチャレンジしてみてもいいかもしれません。
くれぐれも周りを良く見て、スリなどには注意して安全で楽しい旅にしてくださいね。
最後にバスの様子をチラリ・・・

- 音楽家&ピアニスト
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432hzピアノカバー企画のKotaro Studioを運営中。
音大卒業後ピアニストとして活動した後、北欧スウェーデンにて声帯と即興哲学を研究。
その後ドイツにてファーストアルバム『New Conrinent』を制作リリース。
金田式DC録音のスタジオにてアシスタントを経て『芸術工房Pinocoa(現Kotaro Studio)』を結成。
クラシック、タンゴ、ジャズなど様々な音楽アルバムをプロデュース。
村上アーカイブスにて映像制作チームに音響担当として参加し、そこで写真と映像を本格的に学ぶ。
現在は誰かの癒しのために癒しの音響と音楽を研究。
noteにて癒しに関するブログも発信中!
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