2022年12月18日のブエノスアイレス|街から人が消えて、また溢れるまで
2022年12月18日、アルゼンチンは決勝を戦いました。
その日のブエノスアイレスを撮った映像が6本あります。編集の効果を足さず、音楽も足していません。どれも当日その場で撮ったものです。
試合のあいだ、街から人が消える
まず、誰もいません。車道に車が通りません。店は閉まっています。定点で置いたカメラが、その時間をそのまま写しています。
日本にいると、国全体が同じ時刻に同じ画面を見ている状態は想像しにくいのですが、この日の街はそうなっていました。
終わった瞬間から、人が出てくる
終わってから数分で、住宅街に人が出てきます。車のドアは開けたまま、クラクションが鳴り始めます。
そして全員が同じ方向へ歩き出します。行き先はオベリスコです。
大通りが埋まる
車道も歩道も、水色と白で埋まります。太鼓が鳴り、旗が上がります。ここから先は、歩く速度が人の密度で決まります。
夕方になっても流れは途切れません。路上には紙吹雪が残っています。
この日の映像を残している理由
サッカーの記録としてではなく、街の記録として残しています。同じ通りが、同じ日のうちに無人から満員へ変わる。その落差が、この街の人の暮らし方を一番よく表していると考えているためです。
ほかの映像と写真は、まとめてこちらに置いてあります。