税の9割を廃止、「多くても6種類に」アルゼンチン続く大改革!

最終更新日

アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領は、就任1周年を迎えた2024年12月10日のテレビ演説で、2025年に国税の90%を廃止し、税種を最大でも6種類に削減するという大胆な税制改革を発表しました。

ミレイ大統領といえば、123年ぶりにアルゼンチンの赤字財政を解消させた凄腕大統領。

青いタンゴ礁について

プロフィール画像

運営者: 青いタンゴ礁編集チーム

経験: アルゼンチン在住歴10年以上、完全移住してから5年以上。
アルゼンチンの文化、タンゴ、ブエノスアイレスの暮らしなどを現地から生発信。

目的: アルゼンチンの魅力を日本語で伝え、文化交流の足がかりとなりたい。

掲示板: 誰でも大歓迎!

アルゼンチンの税金と税率

編集部が調べたところアルゼンチンの現在の税金関係は次のようになっています。

アルゼンチンの税金と税率

税カテゴリー 説明 税率
法人所得税 課税所得に基づき課税。 ・34,703,523.08 ARS以下:25%
・34,703,523.08 ~ 347,035,230.79 ARS:30%
・347,035,230.79 ARS超:35%
配当金:7%
個人所得税 所得に応じて段階的に課税。 5% ~ 35%(所得レベルによる)
付加価値税(IVA) 消費税に相当し、品目ごとに異なる税率が適用。 ・基本税率:21%
・公共サービス(通信、電気、ガス、水道):27%
・一部の物品・サービス:10.5%
・書籍、輸出品など:0%
個人資産税 国内外の資産に課税。 非居住者が国内に保有する資産:0.5%
奢侈税 高級品や特定製品に課税。 ・タバコ:20% ~ 70%
・アルコール飲料:20% ~ 26%
・自動車:最大35%
金融取引税 金融機関を通じた取引に課税。 0.6%
総売上税 事業の売上高に州税として課税。 1.5% ~ 4%(州や業種による)

累進課税制度のアルゼンチン。

ここからどれだけの税を廃止していくのか、アルゼンチンの動向を世界中の経済学者、金融関係者が注目しています。

この改革の目的は、アルゼンチンの経済自由度を向上させ、各州間での税収競争を促進することにあります。

ミレイ大統領は、各州が自らの税収管理を担うことで、より効率的で競争力のある経済環境を構築し、国全体の経済成長を目指すと述べています。

具体的には、現在存在する多種多様な税金を整理・統合し、主要な税種に集約することで、税制の簡素化と透明性の向上を図ります。

これにより、企業や個人の税負担が明確になり、投資や消費の促進が期待されています。

州によって税制度を含めた各種制度が大きく変わるとなると、田舎町に住むメリットも生まれ、ブエノスアイレス一極集中化も防ぐことができますよね。

今後の課題

しかし、この大規模な税制改革には課題も存在します。

税収の大幅な減少に伴う財政赤字の拡大や、各州間での税収格差の拡大などが懸念されています。

また、急激な制度変更により、経済や社会に混乱を招く可能性も指摘されています。

ミレイ政権は、これらの課題に対処しつつ、改革を着実に進めることで、アルゼンチン経済の再生を目指しています。

今後の動向に注目が集まっています。

日本では・・・

日本と言えば、稀代の税金大国であります。

最近だと過去最高税収を記録したなどと騒がれておりますが、Xでも重税の圧政が話題になっています。

政治家や政治団体は使途不明金や、黒塗り、不記載が合法的に認められているのにも関わらず、、、というあたりが国民の反感を非常に買っているようです。

例えば昨今話題の暗号通貨市場では、このような投稿も話題となっています。

もちろん理論上のお話。

暗号通貨の相続は秘密キーをもらうだけなので誰にもわからないでしょう。

そもそも秘密キーの所有権含めた法整備はまだできていません。

日本がこういったところに着手するのはまだまだ何十年も先の話になるでしょう。

今から何十年か先までビットコインを持っていたらどうなるのでしょうか。
楽しみですね。

🌎 アルゼンチンとビットコイン!

アルゼンチン旅行に向けてビットコインをはじめませんか?
今なら下記招待コードを入力して登録すると、招待された方に 1,500 円分のビットコインをプレゼント!
1500円あれば、アルゼンチンで一食楽しめます!

招待コード: rsuhfvoa
🚀 今すぐ1500円分のビットコインをもらう

💡 ビットコインも忘れずに!

米ドルはもちろんですが、米ドルよりも今後世界的金融資産として注目されているのが実はビットコインなんです。

実は現アルゼンチン大統領はビットコインに超積極的!
今後ビットコインを持っていれば現地で支払いや取引も簡単に行えるようになるかもしれません!

しかもアメリカのトランプ大統領が認め、米国政府が購入した世界的金融資産ですから、今後ゴールドのようなインフレヘッジが見込めます。

この千載一遇のチャンスを絶対に逃さないようにしましょう!